インドと中国チベット地区の間に位置し、ヒマラヤ山脈にはさまれたブータン王国は今では、ユニークでエキゾチックな観光地です。世界の多くの国がブルージーンズや洋服の文化を受け入れている現代、ブータンの人々はあらゆる面において悠々と自分たちの古来の文化をを守っています。 この国の空港に降り立つと、すぐにゴ（khos）やキラ（kiras）という民族衣装を身にまとった人々やゾン（Dzongs）と呼ばれる王城の景色が出迎えます。ブータンは他の国では見られない建築方式の寺や家々に囲まれた、雑踏や交通渋滞や高層建築からは縁遠いヒマラヤ山脈の奥地の穏やかな国です。 スイスよりわずかに大きい国土に約60万人が暮らしています。 この豊かな自然環境と、独自の文化と生活を守る為に、制限された観光事業と社会経済上の開発政策が続けられています。現在この国を訪れる観光客は年に約4000人満ちません。 ツーリストはトレッキングや文化、珍しい宗教的な祭りや雪をいただいたヒマラヤの山々の風景を楽しむことができます。1年を通してどのシーズンにもそれぞれ特別のアトラクションがあり、季節を選ばず訪れることができます。他の国においてもこれらのことはすべて可能かもしれませんが、ブータンではひと味違うものがあります。空気や環境は汚染されていず、人ごみもない。ブータン人の多くは大乗仏教のデュルック・カーギュ宗派を熱心に信仰する仏教徒で、色彩やかなな寺院や寺が山腹に点在しています。 王位政府の観光事業部門は、数少ないツーリストの為に、宗教的儀式を見学したり瞑想に参加したり、いろいろな精神的体験もできるようなプログラムを準備計画中です。 Bhutan is truly an unforgettable destination! OM PRADHAN Minister for Trade & Industry Royal Government of Bhutan

Photo by Lincoln Potter