マイマイ(カタツムリ)の殻に頭をつっこみ、口から出す消化液で、肉をとかして
食べることからこの名がついた。カタツムリに入りやすいように、頭と胸が細くなっ
ている。ミミズなどカタツムリ以外の虫も食べるが、カタツムリを食べないと産卵す
ることができない。
幼虫はカタツムリだけを食べて育ち、1回だけ脱皮する。2齢で土にもぐり、サナギに
なる。成虫・幼虫ともに夜行性。
マ
イマイカブリは日本特産種で、日本のオサムシの中ではもっとも大きい。後ろ羽が
退化し、しかも前羽が背中でくっついていて飛べないため、遠くまで移動できない。そのために、形や色の異なったなかま(亜種)が全国にたくさんいる。平地から山地にかけてすんでいるから、探してみよう。ただし、成虫はつかまえるとくさいにおいのする汁を出すので注意。
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