オオゾウムシ(ゾウムシ科)
体 長 12〜25mm
分 布 日本全土
生息場所
出現期(成虫) 6〜8月

本でもっとも大きなゾウムシ。成虫はクヌギ、ナラなどの樹液に集まってくる。頭の先がゾウの鼻のように細長くのび、植物の組織のなかに産卵のための穴をあけるのに役立つ。

わるとポトリと下に落ち、足を縮めてしばらくの間死んだふりをする。標本針が刺さらないほどからだが堅く、おっとりした動きでも身を守ることができる。

スは針葉樹から広葉樹まで、いろいろな種類の弱った木や倒木の、樹皮の下に産卵する。ふ化した幼虫は、木くずや枯れ木を食べて育つ。


オオゾウムシの擬態