シロスジカミキリ
(カミキリムシ科)
体 長 45〜52mm
分 布 本州、四国、九州、佐渡、奄美大島、徳之島
生息場所
出現期(成虫) 5〜8月

本で最大のカミキリムシ。シロスジという名がつけられているが、生きているときのスジはたいてい黄色く、白くなるのは標本になってからである。 日中に活動し、クリ、クヌギ、シイ、キリ、イチジクなどの生木の樹皮をかじって大きな害をする。メスはこれらの木に産卵し、幼虫も生木の材木部分を食べて育っていく。木のなかで3年をすごし、羽化して、4年目の夏に木の外にでてくる。

地から低山地帯の雑木林にいるふつうの種だが、その林が少なくなり、それとともにシロスジカミキリも少なくなってきている。 成虫は胸のところをこすりあわせて、ギーギーという音をだす。