ショウリョウバッタ(バッタ科)
体 長 オス:45〜52mm、メス:75〜82mm
分 布 本州、四国、九州、沖縄、対馬、伊豆諸島
生息場所 草原
出現期(成虫) 7〜10月

原にすむバッタで、色は緑色型、褐色型、混合型の3タイプがある。黄白色の線や点のはいるものもいるが、いずれにしても、草の葉や土の色によくにていて、草原で草を食べてくらすのに適した保護色となっている。

スが飛ぶときには、前羽と後ろ羽を打ちあわせてキチキチ…と音をたてる。この音から、キチキチバッタという別名もある。メスは、後ろ足をつかむとからだを上下にゆり動かして機(はた)を織っているようにみえるというのでハタオリバッタとも呼ばれる。

ぶのはそれほど速くなく、またすぐに地面に下りてしまうから、つかまえるのは簡単だ。


ショウリョウバッタのメス


ショウリョウバッタの生息環境