山地に多い。メスは初夏のころ、コブシやイタドリなどの葉で、幼虫のために円筒形のゆりかごをつくり、そこに卵を産みつける。
ゆ
りかごは葉をアゴで切って、器用に巻きつけてつくり、地上に落とす。それが昔の巻き紙(手紙)に見えることからオトシブミと名がついた。きっちりと巻かれたゆりかごの葉は、かんたんにはほどけたり広がったりはしない。幼虫はその葉を食べて育ち、また外敵から身を守るすみかの役目もする。
オトシブミのゆりかごのつくりかた |
大アゴを使って主脈を残し葉の上方を切る |
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葉の先端から折り曲げ何回か巻いた後、産卵する |
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円筒形になるように巻き上げ、しだいにゆりかごができあがる |
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