アカウシアブ(アブ科)
体 長 25〜30mm
分 布 北海道、本州、四国、九州
生息場所 草原
出現期(成虫) 6〜8月

や馬にまとわりつき、その血を吸う赤褐色の日本で最も大きなアブ。腹には黒い帯があり、スズメバチに少しにている。 メスは水辺の草の葉に産卵する。幼虫は湿地や溝のなかで生活し、ミミズなどを食べて育つ。

かまのウシアブが牛馬の腹側の柔らかいところをねらうのに対し、アカウシアブは背中側を攻撃するので、牧場などでこれらの虫をみつけたら、注意して観察しよう。 刺されるとたいへん痛い。しつこく追いかけてくることもあるから、虫取り網などをあらかじめ用意しておき、刺されないように気をつけること。