オニヤンマ(オニヤンマ科)
体 長 オス:85〜100mm、メス:95〜105mm
分 布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
生息場所 水辺
出現期(成虫) 6〜10月

路や水路、川などの上を往復しながら飛びまわる、日本最大のトンボ。幼虫は平地から山地の流れにすんでいる。幼虫は円筒形で、からだの表面にたくさんの毛がある。

ニヤンマの成虫は左右の複眼が一点で接しているため、ほかのよくにたヤンマと見分けることができる。またメスの産卵管はひじょうに長く、尾(腹)の先に突き出たかたちになっている。

ニヤンマをつかまえるには、その通り道をたしかめてから、往復する習性を利用するとよいが、高いところを飛ぶのとスピードがとても速いのとで、たいへん難しい。