カマキリ(カマキリ科)
体 長 60〜82mm
分 布 本州(山地を除く)、四国、九州、対馬
生息場所 草原
出現期(成虫) 9〜11月

田のへりや草原などの明るいところの、草の間にすむ。三角形の頭と胸のつなぎめがくびれていて、頭は自由にまわすことができる。目は左右の複眼と、そのあいだに単眼が3つある。胸は細長くて、首のようにみえる。前足はほかの虫をつかまえられるように、おりたたみ式ののこぎりのように変形する。

スは泡のかたまりのようなもの(卵のう)のなかに卵を産む。産卵の場所は草の茎や板などだ。


カマキリの産卵
かまのオオカマキリには後ろ羽のつけね近くに黒褐色の紋があるのに対し、カマキリにははっきりした紋がないので、見分けるのはかんたん。性格はどちらもどう猛なので、カマにゆびをはさまれないように注意しよう。