背中(前羽)に黒い紋が7つあることからこの名がついた。古くからアニメのキャラクターやデザインのモチーフになったり、人気のある虫だ。成虫・幼虫ともにアブラムシ類をとらえて食べることから、益虫とされている。攻撃を受けると足の関節から、においのある黄色い液をだして身を守る。
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ントウムシのなかまは集団で冬を越すことが知られていて、ナミテントウなどは数十〜数千匹の群をつくるが、ナナホシテントウは大集団はつくらず、数匹が集まって落ち葉の下やススキの株の根元などで冬を越す。成虫で冬越しするのがふつうだが、西日本では卵や幼虫など、さまざまな段階で冬を越す例も観察されている。
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ナナホシテントウの幼虫 |