シマゲンゴロウ(ゲンゴロウ科)
体 長 14mm程度
分 布 北海道、本州、四国、九州
生息場所 水辺
出現期(成虫) 4〜11月

れのゆるやかな川や、水田などにすみ、ときには山地でも見られる。夏は灯火に飛んでくることもある。

虫・幼虫ともに肉食で、水の中で虫や小魚などをつかまえて食べる。 ゲンゴロウのなかまが水中で活動するときは、腹の先から空気をとりこみ、前羽と腹の間にたくわえる。その空気の一部は水のなかにつきだしていて、腹の先に気泡をつけた状態になっている。 この気泡の表面で、水中の酸素と、ゲンゴロウのからだからでた二酸化炭素とがうまく入れかわる(ガス交換という)。この、水から酸素を取りだすしくみのおかげで、ゲンゴロウは長い時間、水中にもぐっていられるのだ。