成虫はトンボににているが、こん棒のような触覚が特徴だ。トンボよりも羽が長く、腹部が短い。夜行性で、明かりに集まってくることが多い。
幼
虫はアリジゴクという名でよく知られている。かわいた地面にすりばち状の巣をつくり、その底にかくれていて、すりばちのなかに落ちてきたアリなどの小さい昆虫をつかまえ、獲物の体液を吸う。体液を吸いおわって用ずみになった獲物のからだは、
すばやくポイッと巣の外にほうりなげて、ふたたび地面にもぐり、下から砂のような土くれをとばして、すりばちの形をととのえ、つぎの獲物を待つ。
アリジゴクは民家の縁の下にいることもあるから、しらべてみよう。
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