アオバアリガタハネカクシ
(ハネカクシ科)
体 長 7mm程度
分 布 北海道、本州、四国、九州、佐渡、南西諸島
生息場所 (湿った)地表
出現期(成虫) 3〜11月

虫は水田、池・沼の周辺、川岸などの湿った地表にすみ、昼間は草むらや石の下にいる。夏には灯火にも飛んでくる。後ろ羽がよく発達していて、短い前羽(腹の上部の青い部分)の下に折りたたんでいて、たたむと外からは見えない。

スは土のなかに卵を産み、幼虫は土のなかでサナギになり、羽化して成虫となる。 成虫・幼虫ともに雑食性で、小さな昆虫など、主として肉類を食べる。

の虫がからだにとまったら、つぶさないようにそっと払いのけるようにすること。体液にはペデリンという毒があって、皮フに付いてから約2時間でかゆくなり、そのあと赤くはれ、水ぶくれができ、皮フ炎をおこす。ほうっておくと治るのに2週間以上かかることもある。まちがって目にはいると失明することもあるという。