モンシロチョウ(シロチョウ科)
開 張 45〜60mm
分 布 日本全土
生息場所 草原
出現期(成虫) 3〜11月

型のオスでは紋がほとんどないこともあり、後ろ羽の裏が全体に黄色がかっている。夏型は春型とくらべて黒いもようが多くなる。年に6〜7回発生する地域が多い。

原や耕作地などの明るくひらけた場所を好み、うすぐらい場所が好きなスジグロシロチョウなどとすみ分けている。

ロッコリー、ダイコンなどのアブラナ科の植物、とくにキャベツに卵を産む。5〜6日でふ化した幼虫はこれらの草を食べて育ち、そこでサナギとなって10日ほどで成虫になる。幼虫は、キャベツ畑の大敵として、農家の人からはきらわれている。

スもメスも人間の目には同じように見えるが、紫外線で見ると違って見える。モンシロチョウは、この紫外線を見ることができる。