ミドリシジミ(シジミチョウ科)
開 張 37mm程度
分 布 北海道、本州、四国、九州
生息場所
出現期(成虫) 6〜9月

スの羽の表面は金緑の美しいメタリックカラー。羽の輝きは、見る角度によって色が変化する。これはCD(コンパクト・ディスク)が光の干渉によって虹色に輝くのと同じ現象なのだ。また、羽の裏側には白いM字型のもようがある。実物にであったら、ぜひたしかめてみよう。
ミドリシジミの裏
虫は年1回発生する。幼虫がカバノキ科のハンノキなどを食べるので、湿地のハンノキ林で、朝夕、群れになって飛ぶことが多い。メスはハンノキなどの木の幹に卵を産みつけるが、しばしば卵はかたまりのようになっている。卵で越冬する。