オオクワガタ
(クワガタムシ科)
体 長 オス:28〜50mm
(アゴは入れない)
メス:25〜41mm
分 布 北海道、本州、四国、九州、対馬
生息場所
出現期(成虫) 6〜9月

スはアゴを入れて70mm以上になるものもある、日本で最大のクワガタムシ。この大きなアゴは、オス同士がメスのうばいあいをするときにつかうもので、ほかの種類の昆虫にたいしてつかうことはあまりない。

木林のナラ、クヌギなどの樹液をもとめて、夜に活動する。なかには明かりのほうに飛んでくるものもいる。みかけのわりにとても臆病なので、人のけはいを感じると、すぐに逃げてしまう。幼虫は広葉樹の枯れ木を食べ、数年かかって成虫になる。日中は広葉樹の穴などにかくれていて、見つけにくい。

近では、オオクワガタの大きなものには高価な値がつくからか、人気がありすぎるようだ。