クマゼミ(セミ科)
体 長 63〜65mm
分 布 本州(東京以西)、四国、九州、対馬、南西諸島
生息場所
出現期(成虫) 7〜8月

本のセミのなかでは最大級のセミ。暖かい地方に多く、オスは早朝からお昼にかけて、大きな声でシャーシャーと鳴く。
マゼミは一本の木にたくさんとりついて、木のなかに口をさし込み、樹液を吸っていることが多い。アオギリ、ミカン、カキ、センダンなどの木を好む。

マゼミをさがすときは、こんな習性を利用しよう。早起きして、セミの鳴き声がする木を見つけ、そっと近づいて、木の幹のまわりをゆっくりとまわってみる。正面からでは分からなくても、横から見ると、透明な羽が光って見えるものだ。鳴いている最中のセミなら、声に合わせて腹が動いているから、見つけやすい。


クマゼミの交尾