夏の星祭りin MINABEGAWA
●南部川村「桑名晴子 星のコンサート」 
  -Happy Birthday MARIKO-

●子供達と星のお祭り


8月9日(土)に行われた南部川村の「夏の星祭り」。
大盛況に終わったこのイベントの模様をみなさんにご紹介します。

皆さん、こんばんは。
さて、今夜8/9(土)午後6:30より南部川村の「夏の星祭り」が開催されました。
南部川村清川公民館では、「桑名晴子星空コンサート」。晴子さんの力強い歌声が響き渡りました。

そして、清川中学の体育館では「星と子供たちとホタルの夕べ」。
今夜はワッショイワッショイ皆さんも楽しんでください。

まず、最初に明日お誕生日の赤松真理子ちゃんからのメッセージです。


里の乙女・赤松真理子ちゃんからの贈り物
「ポンポンポン花の里」
文 赤松真理子・赤松宗典
絵 中川信行

「一つの花」

たねの中から
ふんばって ふんばって、
「ポンッ。」
たねから出ても 土がある
ふんばって ふんばって、
「ポンッ。」
花がいろいろ咲いている、
「ポン、ポン、ポン。」


四季折々にいろんな花が美しく咲く花の里、南部川村清川。
この地に生まれ、清川の小さな動物や草花を友に、精一杯生きた赤松真理子ちゃんは、平成二年一月二十三日、天国に召されてゆきました。
九年間という短い生涯でしたが、真理子ちゃんは、多くの人々や動物たちに愛をいっぱい注ぎ、立派に美しく生きました。
「ポンポンポン花の里」は、そんな真理子ちゃんが生前につづった小さな日記と、お父さんの赤松宗典さんのエッセイをまとめた一冊です。
「木を切ったらリスやいのししがかわいそうだよ」「もっと休んで ゆっくりしながら仕事をしてね」
私たち大人が、長い年月をかけてやっと気づいたり、いつまでも気づかなかったりするたくさんの大切なことを、真理子ちゃんは日記の中で教えてくれます。
そして、私たちに生きる元気を与えてくれます。
明日は、真理子ちゃんのお誕生日です。
天国の真理子ちゃん、おめでとう。
そして、ありがとう。「ポンポンポン花の里」を一人でも多くの方にお読みいただき、里の乙女・真理子ちゃんの清らかな心に触れていただければ幸いです。

「ポンポンポン花の里」(善本社)は、みなべ川森林組合で販売しております。

今夜は子供達のために「みさと天文台」から星のお話をしていただく田中さんがいらしゃっています。
夏の夜空に輝く星たちと清川の子供達がこの宇宙のなかで一体となります。
子供達の清らかな笑顔が村中に溢れています。
天国の真理子ちゃんから村の子供達にステキなプレゼントが届きました。そのプレゼントはこの大自然です。子供達からは真理子ちゃんに生き生きしているこの溢れんばかりの笑顔がプレゼントです。次代を担うこの子たちにこの美しい自然を残し、そして地球の未来を託します。我々が信ずる美しい未来をこの子たちに託します。

金魚すくいやヨーヨーつり、そして射的。
子供達がワイワイ楽しんでいます。
そして、ホタルが子供達の笑顔を楽しむかのように飛び交っています。

今夜子供達お目当ての「豪華賞品が当たるビンゴゲーム」が始まりました。
「ビンゴシュート」の大きなかけ声とともに溜息やワオーの歓声が沸き起こっています。期待と不安に溢れた子供達の顔。お祭りも最高潮に達しています。「ヤッター。ビンゴリーチ。」もう興奮の嵐です。「ビ、ビ、ビンゴー」一際大きな声が聞こえました。ついに今夜の当選者第一号がでました。もう子供達の気持ちもピークに達しています。

様々なお祭りも夜が更けるとともに終演に近づいてきました。そろそろ子供達の中にはあくびをこらえる姿もみえだしました。楽しい夏の星祭りもフィナーレを迎えようとしています。
その時、一群のホタルが夜空にあらわれました。
真理子ちゃんからのプレゼントです。

南部川村清川での始めての星祭りが終了しました。子供達の満足な顔を見ていると、スタッフ一同疲れも吹っ飛んでいきます。
さあ、これから打ち上げの大人の時間です。
「今夜は飲むぞ」皆汗を吹き出しながら笑顔で星空を見上げました。


茶店「囲炉裏」表紙松チャンコーナー


備長炭のお話 備長炭パワーの不思議 炭の百科事典 紀州路おすすめ
南部川村 みなべ川森林組合 アクセスマップ ギャラリー