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-最近、インターネットしてます-
最近、パソコンを買ってインターネットにアクセスする日々を過ごしている。ホワイトハウスにアクセスしたり、NASAにアクセスしたり、趣味のワインのホームページを見たり、フライフィッシングの情報を探したりと、ネットサーファーを自認する今日この頃である。
で、何が変わったかというと、一番に上げられるのは電話代が高くなったということだろう。
以前は月4、5000円だったものが、一気に1万8000円台に跳ね上がった。これにプロバイダーと呼ばれるインターネット接続業者に支払う手数料がほぼ同額請求されてくるので、しめて3万6000円。つまり、以前の十倍近くに跳ね上がったことになるわけだ。
話は変わるが、昨年から、筒井康隆氏がインターネットに作品を連載しはじめて話題になっている。氏が断筆宣言をおこなってから既に3年になるが、確かにこの間、氏は国内の出版社から新作を発表したことはなかった。その新作を読めるというだけでもウキウキさせられるのだが、その作品に英語バージョンが用意されているというのが意味のあるところで、まさに世界に向けて発信するためのデジタルメディアの活用によって日本の出版界に一石を投じたといえよう。
と思っていたら、今年になって突然断筆宣言の撤回を行うと同時に、インターネット上の作品が有料化された。プロ作家なら金をとるというのは当然ことだが、素晴らしい転身ぶりである。 |