3、
名門酒蔵天王寺駅前の阿倍野筋にある老舗の居酒屋
明治屋に行こうと歩いていたら立ち飲みがあったので軽く飲むつもりが、面白くてつい、飲みすぎてしまった・・。(笑) 実はこの後、蕎麦を食い、寿司を食うことになるのだが・・・。(笑)
3-1河豚皮湯引き
これ、わたしの好物。湯引きした河豚の皮を刻んで紅葉おろしとポン酢で。居酒屋なのにスダチが乗ってるところがいい。
3-2おでん
典型的な大阪のおでん、平天と牛筋。大阪のおでんには必ず牛筋がつきもの。出汁はあっさり昆布出汁も当たり前。でもなぜか、関東では当たり前のあのふわふわマシュマロのようなハンペンは大阪のおでんネタにはない。ちくわ麩もない。(関東人の連れは、何でハンペンがないの?と不思議がっていた)
3-3白天
こっちは木耳入りの天ぷら。土生姜と醤油で。
3-4生姜天
大阪の居酒屋メニューの本領発揮、紅生姜の天ぷら。天つゆで。(関東人の連れは、ふやけて土左衛門状態になった天ぷらを見て、何これ、何これ、と驚きあきれていた)
3-5鰯の煮付け
鰯を針生姜と一緒に酒と醤油で煮付けたもの。甘さが程よい。
3-6モダン焼き
モダン焼きはお好み焼きの上に焼きそばを乗せたものだが、これはイカ入りの練り物。
以上、マリアージュワインは、すべて熱燗。
4、
からほり亭わたしの友人の先輩がやっている下町のフレンチ。この界隈、東京の
谷中・根津・千駄木界隈にそっくり。翌日のブランチに1000円ランチを食べた。
4-1エビのサラダ
ボイルしたエビと軽いオリーブオイルのドレッシングで一気食い。
4-2コーンポタージュ
あっさり味のコーンスープ。そう感じたということは、だいぶわたしの舌が関東人の口になっているということなのだろう。
4-3ミートローフデミグラスソース掛けコンソメライス添え
ミートローフにマスタードもいいと思うのだが、添えてあるのはちょっと甘いマロングラッセ。ミートローフもデミグラスソースもコンソメで煮たライスもあっさり。
4-4キャラメルのババロア
これもあっさりのババロア。確かにこの街は高齢者が多いけれど、全てがあっさりのブランチでした。最も、寿司の後、夜中の2時まで2軒梯子してすし豊の親父と友人と連れとで飲んだので丁度良かったのだが・・。
以上、マリアージュワインは、軽い赤、甘めの白。
5、
揚子江ラーメン梅田角田町、阪急HEPの裏にある1965年開店の老舗のラーメン屋。北で飲んだときには仕上げによく食べた。
あっさり塩味のトリガラスープに細麺。蒸し豚、ネギ、春菊(これはパクチーの方がいいな)。これに揚げ玉ねぎをトッピングして、ギャバンの白胡椒を降りかけて食べる。旨い。これが大阪ラーメンの原点。なぜか東京に支店はない。
梅ヶ枝町にあった
ビーフン東(あずま)という台湾料理店が新橋に引っ越したので行って見たら、情けないことに関東人の口に合わせてなんと醤油味になっていた・・。寂しい。こうなるのなら、東京に支店はいらない。
ソウダヒロシ プロフィール ⇒
CONTACT※IT系のブログは→
ITトレンド2010※環境系のブログは→
環境トレンド2010※進行中プロジェクトのブログは→
リンクアド・プロジェクト公式ブログ
突然思い立って、ちょっと大阪まで食べ歩きに行ってきました。
1、
手打ち蕎麦夢屋元、京都太秦(うずまさ)撮影所でカメラマンをやっていた方が始めた自家栽培自家製粉の超こだわり蕎麦屋。
この店は、最近ブログで知り合った奈良の南都銀行の広報担当の鉄田さんに教えていただいた。店主の楠木さんとは初めてお会いしたのだが、業界のことや、蕎麦屋のことや昔話に花が咲いて30、40分も話し込んだ。楽しかった。
1-1盛り蕎麦
まずは盛り。しっかりした更科に辛めのつゆがいい。まだ新そばではないということだったが香りが良い。
1-2おろし蕎麦
こっちは引きぐるみ、たっぷりの辛味大根と刻みネギで。わたしはこの食べ方が大好き。こっちも香りが良くて旨い。
マリアージュワインは、すっきりした酒。
2、
すし豊わたしが30年以上通い続ける「大阪の江戸前寿司」阿倍野区王子町のすし豊。寿司はすべて仕事がしてあり、むらさき(醤油)は一切出てこない。今回の大阪行きはここの寿司が急に食いたくなったから。
東京銀座の名店
新富寿司の修行が辛くて1970年、大阪万博見物を理由に仲間と一緒に脱走。それ以来大阪で江戸前寿司を握ることに。名前は安田豊次、だからすし豊。
ここのイカを食うと寿司のイメージが変わる。最近は息子が隣で握るようになり、ますますその「仕事」に磨きが掛かってきた。通しで最後まで食ったが、まだ食える。
江戸前握りの伝統と難波の食いしん坊に鍛えられ洗練されたハイブリット寿司がすし豊の寿司だ。
2-1烏賊
塩で食うイカ。下に黒ゴマを敷き、イカに塩を塗りスダチを軽くしぼって食う。カルチャーショック。旨い。これを食うために大阪まで行った。イカはスミイカ。(イカだけ1貫しかないのはネタが無かったからではなく、あせって食ってしまってから気づいて撮影したためです。念のため)
2-2平目
軽く塩をぬり、紅葉おろしとポン酢味が付いた浅葱を乗せて。いいですねー。
2-3漬け鮪
直前に軽く酒、醤油、味醂に漬けるのがマグロの漬け。シャリと馴染んでこれもいいです。
2-4小肌
コハダはコノシロのことで、昔、悪代官に娘をせがまれた庄屋が、娘が死んだことにして子の代わりに(子の代)この魚を燃やした。焼くと人間を焼いた臭いがするという。
だが、軽く酢でしめたコハダを口に放り込めば、あー旨い。新子のときの2枚付けサイズがやっぱり一番だが。
2-5子持ち蝦蛄
蒸したシャコを一晩煮切りに漬けたもの。詰めを付けて出てくる。なかなかこくがあっていい。
2-6勘八
軽くあぶって塩をぬり、スダチを軽くしぼり紅葉おろしとをポン酢味の浅葱を乗せて出てくる。濃い味の後はさっぱり味と考えてくれている。
2-7鱧
落とし(湯引きのこと。お湯に落とすことから)ハモに梅肉、山葵、木の芽を乗せて。くー、これはいいですね。最後のハモにめぐり会った。
2-8皮剥
身、身皮湯引き、肝湯引きの三点を盛り付けた見事な軍艦巻き。これはやっぱりポン酢味。かわはぎは、おろす時、皮を剥ぐことからこう呼ぶ。
2-9貝柱
貝柱を軽くあぶって塩味で。トッピングには白胡麻。
2-10鯖の昆布〆
軽く酢と塩で〆たサバに酒と塩で煮た昆布を巻いて。昆布の旨みとサバの旨みのハーモニー。
2-11煮貝
鮑を柔らかく酒と醤油で煮てある。これが絶品。詰めを付けて。江戸前の真骨頂。硬い生の鮑を鮨で食うのは愚の骨頂。
2-12いくら
いくらの軍艦巻き。いくらは酒、塩に漬けてある。
2-13穴子
軽くあぶった煮穴子。塩をぬって出てくる。これがフワフワに焼けていて、う、旨い。
2-14槍烏賊の印籠詰め
槍烏賊を蒸して、中にシャリを詰め込んである。3つに切ってあるのは、それぞれ中に入っているものが違うため。耳の部分に卵、真ん中に白子、手前がシャリ。詰めを塗って。
2-15子持ち芝海老
こちらは子持ちの芝海老を蒸したもの。背中にたっぷり卵が入っている。
2-16紅白蕪
〆は軽く塩と酢でしめた紅白の蕪。あっさり、はんなり、おいしゅうございました。(わたしはいつも干瓢巻で〆ていたのだが、あんまり旨かったので不覚にも食い忘れた)
マリアージュワインは、ぬる燗の酒。
ソウダヒロシ プロフィール ⇒
CONTACT※IT系のブログは→
ITトレンド2010※環境系のブログは→
環境トレンド2010※進行中プロジェクトのブログは→
リンクアド・プロジェクト公式ブログ
4、シーフードパエリャ
天使のエビ、ムール貝、イカの子、ホタルイカ(これは失敗で、肝の色が出て、スープが茶色になってしまった。でも味は良かった)をサフラン、ニンニク2、3片を入れて軽くボイルし、皿に取っておき、塩、白胡椒を加えてスープを作る。
パエリャパンで、ニンニク1個、玉ねぎ1個をみじん切りしたもの、ローリエ2、3枚、松の実、ヒマワリの種、ナッツを砕いたもの、ドライフルーツなどをたっぷりのオリーブオイルで炒める。同時に赤、黄色のパプリカを4つ割りにしたものを炒め、皿に取っておく。(後で飾り付けにするのだが、これも忘れた)
ここに米を入れる。(今回は、ジャポニカ米とインディカ米を半々にした)軽く炒めたらスープを加え煮る。これを3回くらい繰り返すとアルデンテになってくる。
煮詰まる直前に、エビ、ムール貝、イカ、パプリカ(忘れた)を盛り付け、汁気がなくなるまで煮る。こげ目ができるくらいまで煮詰めたら、火を止め、蓋をして蒸らす。最後にコリアンダーを盛り付けてできあがり。好みでライムを軽くしぼって。
マリアージュワインは、軽い赤、濃い白。
手遅れだが、パプリカを盛り付けてみた。やっぱり一気にパエリャっぽくなる。赤と黄色はスペインのナショナルフラッグの色。そう言えば、日本人が紅白が大好きなのもうなづける。
5、ナシのチーズケーキ
クリームチーズ1個、バター半分を溶かし、小麦粉少々、バニラヨーグルト2個、シナモン少々、ラム少々、それに1、のナシのコンポートを作ったときの煮汁を加えよく混ぜ合わせ、バターを塗った型に入れ、1、で使ったナシのコンポートを16枚に薄く切って上に乗せ、オーブンで180度30分ででき上がり。
余熱を取ったら一旦冷蔵庫に入れ、食べるときにシナモンを軽く振って。う、旨い。
マリアージュワインは、濃い白、やっぱりボルドー。アイスワイン、ラム。
6、鉄刺(てっさ)
てっさである。河豚の刺身である。河豚は、当たると死ぬことから、鉄砲と言う。これの刺身だから、略して鉄刺。また、河豚はふぐと言わず、福に引っ掛けて「ふく」と言うのが本場の呼称である。
でも、なんでここでてっさなのかというと、九段の名店
「ふく源」の女将さんがお客さんにいたこともあって、大将がお礼を兼ねてこの日のお祝いにくれたのである。
これが噂の孔雀盛。枚数にして150枚のふく(15分ほどで引いては盛り付けていくらしい)を5,6枚まとめて特製ポン酢に付けて食う。腹一杯でもこれはまた別腹。あー、旨いものは旨いね。
マリアージュワインは、酒。できればひれ酒。(笑)
ソウダヒロシ プロフィール ⇒
CONTACT※IT系のブログは→
ITトレンド2010※環境系のブログは→
環境トレンド2010※進行中プロジェクトのブログは→
リンクアド・プロジェクト公式ブログ
1、ナシのコンポート鴨ロースの生ハム乗せブルーベリーソース添え
コンポートは、ナシを4分の一に切って、白ワイン、ウォッカ、グラニュー糖、シナモンを入れて煮詰めて作る。ナシは豊水を使用。
ソースは、ブルーベリー、白ワイン、ラム、グラニュー糖をミキサーし、これを煮詰めて作る。
ナシを半分に切り、鴨ロースの生ハムの薄切りを上に乗せ、チャービルをトッピングにして、周りにブルーベリーソースをスプーンでちょんちょんと置いていく。最後に軽くライムをしぼって。旨いね。
ニンジンのグラッセを作っていたのに使うのを忘れている・・・。
マリアージュワインはシャンパン、軽い赤、白。
2、タコのアヒージョ
スペインタパス(小皿料理)の定番はガンバスのアヒージョだが、タコでもイカでもなんでもアヒージョにしてしまえる。フランスでは、似たような料理にコンフィがある。
タコをぶつ切りにして1個分のニンニクとオリーブオイル、鷹の爪2、3個、これに塩、白胡椒を振りかけて煮る。それだけ。トッピングはコリアンダー。パンに付けて食べれば、これだけで腹一杯。
マリアージュワインは白。
3、イベリコ豚3種のブロシェット
イベリコ豚の3つの部位、カルビ、ロース下、リブを一度に食う贅沢な串焼き。
肉を一口大に切って、玉ねぎとエリンギを交互に串に差して塩、白胡椒を降りかけて焼くだけ。
ソースは、フォンドボーとマデラ酒を煮詰めて作るペリゴールソースにハチミツを入れ、刻んだ黒トリュフを加えた。
マリアージュワインは、白、ロゼ。
ソウダヒロシ プロフィール ⇒
CONTACT※IT系のブログは→
ITトレンド2010※環境系のブログは→
環境トレンド2010※進行中プロジェクトのブログは→
リンクアド・プロジェクト公式ブログ